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『ソルジャーブルー』 バフィセントメリー

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映画『ソルジャーブルー』のサウンドトラック盤、シングルレコードです。これはちょっと衝撃的な映画であり歌であったと思います。映画の内容はスッカリ忘れてしまったけれど、最後のインディアン達に暴行する馬に乗った白人達、インディアンの子供の頭を馬の上から切り落とすシーンは、もう見ていられなくて、、。凄い衝撃でした。そしてそんな映画の主題歌を、インディアン出身の、このバフィセントメリーが歌うというのは、、なんとも意味深いことでした。

歌詞の最後、、『ソルジャーブルーよ、あなた達には、もっと別の国の愛し方があるという事がわからないのか』というフレーズは、何度聞いても心に突き刺さってくる言葉だし、現在でもそれは通ずるものだと思っています。この映画が目指したところは。本当のアメリカをさらけ出すと言うところにあって、歴史教科書に載ってるような、『白人は、、とりわけアメリカ人は決して間違った事はしてこなかった』みたいな考え方に警鐘を鳴らしています。バフィも自らのアルバムの中で、、彼女自身は自分の出身であるインディアンについて歌うことは好きでは無かったようだけれど、、、インディアンに対するアメリカ人の行いを批判したような歌を歌っていました。

俺は、この映画の主人公を演じた、キャンディスバーゲンという女優さんが大好きでした。(^^)
とっても知的なお顔をした人でしょ?? 後に彼女はカメラマンかなにかになったと思うんだけどね。ホントに綺麗な女優さんでしたな。まぁ~、この人が出てると言うのが一番の理由で、、そして、最後が凄いっていう評判が二番目と言う事で、映画を見に行きました。それからしばらくして、バフィセントメリーが来日してテレビ出演したのを見ましたが、、すっごい迫力っ。ハッキリいって怖かったぁ~。大きな鼻をした背の高そうな女性でした。ギターの弾き語りでサークルゲームを、大股開きでピアノを弾きながら、この『ソルジャーブルー』を披露してくれました。
もーっ、動物的というか、野生的というか、豹ががぉーーっ、っと叫ぶような歌いブリで、個性的なんて言葉はもーっ、どっかへぶっ飛びって感じで、、。ただただ凄い人だと、テレビ画面に釘付けでした。^^; でも彼女は、、記憶違いで無ければ、マサチューセッツ工科大卒の超インテリでごぜーます。日本で一番と言われている東京大學ご出身の芸能人さん達には、これくらいの迫力と凡人には及びもつかない存在感、確固たる信念と行動力を見せ付けて頂きたいと、ボンクラの俺としてはすっごく期待したりするわけです。^^;

裏面には『あなたが去る時まで』が入っていたかと。この曲は『ソルジャーブルー』とはうって変わって甘いラブソング。ある評論家の方は彼女を『醒めてる』といいますが、確かにバフィは醒めてます。でもこの曲の、、恋をする時に『私は女王様でも天使でもない、ただの女』って言ったからって、醒めてるってこたぁ~ないと思うんだわ。俺、この歌とても熱いラブソングだと思ってるんですれけど、。(^^)
by chuck50yo | 2006-05-12 21:00 | Music
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